働き方改革の広がりや、新型コロナウイルスの感染を予防する目的などで、テレワーク制度を導入する企業が非常に増えてきています。

テレワークを実施するうえで、勤怠管理システムやファイル共有サービス、リモートアクセスサービスなど各種ツールの利用を検討している企業さまも多いことでしょう。

そこで今回は、リモートアクセスサービスとはなにか、またおすすめのサービスについてご紹介します。

リモートアクセスサービスとは

リモートアクセスサービスとは、自宅のパソコン、タブレットなど社外の端末から社内のパソコンやシステムを遠隔操作できるサービスです。

これを導入することで、社員の自宅や出張先など社外にいながら、使い慣れた端末で社内用のメールやアプリケーションなどを利用できます。

テレワークの実施にあたり、社用パソコンの紛失やセキュリティ対策がネックである場合などに適しているといえるでしょう。

リモートアクセスサービスを選ぶときのポイント

リモートアクセスサービスにはいくつか種類があります。どのような視点で選ぶとよいのか、ポイントを3つご紹介します。

セキュリティ対策

社外から社内ネットワークに接続するサービスであるため、不正アクセスや情報漏えいなどを防ぐために、セキュリティ面で信頼できるものを選ぶことが重要です。

たとえば、ID/パスワードのみのログインでなく、ワンタイムパスワードなど2段階認証を設けているサービスや、通信を暗号化するサービスを選ぶことをおすすめします。

従量課金型か定額型

リモートアクセスサービスの料金形態は、おもに「従量課金型」「定額型」の2種類です。

定額型は毎月決まった金額であるのに対し、従量課金型は端末数が増えるほど課金される仕組みになっています。

そのため、中小企業など端末数の少ない場合は従量課金型、端末数が多い場合は定額型のほうがコストを抑えられます。このように、料金形態も確認しておくのがおすすめです。

利用環境や対応OS/端末

サービスを利用する端末やそのOS、スペックなどが適しているかも重要なポイントです。

Windows/Macで使えるだけではなく、iOSやマルチOS対応のサービスであれば、タブレットやスマートフォンなど幅広い端末からアクセスできて便利です。

おすすめのリモートアクセスサービス7選!

おすすめのリモートアクセスサービスを7つご紹介します。

Splashtop Business

リアルタイムな高速描写を可能にする最新技術の採用により、VPNなどの企業ネットワークより高速に動作するハイパフォーマンスなリモートアクセスサービスです。

通信も強固な暗号化方式であるSSL/AES 256により、セキュアな通信を実現しています。トライアル期間が30日間と長めのため、しっかり使い勝手を確認できます。

TeamViewer

全世界40万ダウンロード、20 億台以上の端末で利用されるグローバルなサービスです。国際基準のISO/IEC 27001認証を取得しており、セキュリティ面で高い安全性を誇ります。

中小企業向けとエンタープライズ向けが用意されており、非営利団体や個人の場合は無料で利用できます。有料版でも14日間の無料トライアルが用意されています。

moconavi

「2018 スマートデバイス用リモートアクセスツールに関する市場調査」で国内シェアNo.1となったサービスです。700社26万ユーザー以上のテレワークで利用されています。

同期して端末にデータを持つ、従来の「Sync方式」ではなく、端末にデータを保存しない、高セキュアなシステムであることが大きな特徴です。

SWANStor

販売開始より15年間で700社、28,000本以上の出荷実績を誇るサービスです。

端末にデータを残さないシンクライアントシステム搭載のほか、バイオメトリクス認証を設定できるなど、不正アクセス・情報漏えいに対し強固なセキュリティ対策が採られています。

magicconnect

導入実績は10,000社以上、NTTグループであるNTTテクノクロスの提供する、リモートアクセスサービスです。USBを挿すだけのUSB型と、端末認証型があります。

ID/パスワードのほか、ハードウェア固有情報と電子証明書を利用した多要素認証で不正アクセスを防ぎ、特定のデータはファイル転送禁止機能により持ち出しできないように設定できます。

NinjaConnect Telework

アプリケーションのインストールや、USB接続など面倒な操作は不要、送付される「Ninjaコネクター」と呼ばれる中継機を設置するだけで利用できるサービスです。

ユーザー登録も時間がかからず、特別な知識がなくてもChromeブラウザからカンタンに設定できるため、導入当日から利用できます。

OneOffice スマートコネクト

利用した分だけ日額単位で課金する方式で、使わなかった月は利用料がかからない、業界初の日額従量課金制でムダなコストが掛からない点が魅力のサービスです。

導入も遠隔操作される側の端末にソフトウェアをインストールし、操作する側のデバイスにアプリをインストールするだけで専門知識はいりません。

まとめ

このように、リモートアクセスサービスは社外から社内用のシステムやアプリケーションを利用するのに便利なサービスであるとご紹介しました。

サービスの選び方をおさらいすると、以下のとおりです。

  • セキュリティ対策
  • 従量課金型か定額型
  • 利用環境や対応OS/端末

これをもとに、業務上どのような機能があると便利なのか、サービスを比較検討して最適なものを試しに導入してみてはいかがでしょうか。